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常陸野ネストのNon Ale(ノンエール)は、ビールに限りなく近いノンアルコールビールだった。

Hitachino Nest Non Ale

常陸野ネストビールが発売している、低アルコールビール、ノン・エール。

厳選した麦芽とホップだけを原料としており、非常にビールの味わいに近いローアルコールビールとなっています。

日本のノンアルコールビールではあまりないエールスタイルのローアルコールビールです。

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数に限りがございますのでぜひお早めに!

目次

NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネスト

常陸野ネストビール ノン・エール

基本情報

  • メーカー:常陸野ネストビール
  • スタイル: エール (Pale Ale)
  • アルコール度数:0.3%
  • 原材料:麦芽(外国製造)、ホップ、炭酸
  • カロリー:22kcal (100mlあたり)

「ビール本来の旨みを損なわず、イギリス産の最上級麦芽とアメリカから厳選した麦芽とホップのみを原料に醸造した本格的低アルコールビールです。」
https://www.kodawari.cc/product/nestbeer.html

インタビュー:NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネスト

常陸野ネストビール「NON ALE」は1823年から日本酒を作り続ける木内酒造合資会社によって作られています。

本格的なエールの味わいが楽しめるこのローアルコールビールを作るために、どんな苦労や工夫があるのでしょうか。

今回は木内酒造合資会社の谷様にお話を直接お聞きしました。

編集部:

本日はよろしくお願いします!

早速ですが、ローアルコールビールやノンアルコールビールを作るにあたって、難しさは何かありましたか?

谷さん

水っぽさとの戦いですね。ローアルコールビールやノンアルコールビールを作る方法は大きく2つあります。

  1. 脱アルコール製法:一度発酵させてからアルコールを抜く方法。
  2. 最初からアルコールが出ないように作る製法。

アルコール抜く方法「脱アルコール」製法は「甘味」が残ってしまうんです。「脱アルコール」製法では一度酵母で発酵させて、「ビール」を作ります。しかし、ビールには残糖分が多く含まれています。そこからただアルコールを抜いただけでは甘くなりすぎます。甘さを軽減するために、水などで薄める方法もあるのですが、その加減が難しいですね。

ただ、「酵母で発酵させない」方法はもっと難しいです。やはり麦汁は一度発酵させた方が「エステル」と呼ばれるフルーツのような香りが出せます。発酵させない分、ビールらしくするには酵母の選択が大切ですね。
ローアルコールやノンアルコールを作るのは、どちらも難しいです。

編集部:

ローアルやノンアルはそれほど作るのが難しいんですね。その中でもローアルコールビールとノンアルコールビールを作る難しさに違いはありますか?

谷さん:

どちらも難しいですが、ノンアルコールビールを作る方が難しいです。我々も何度もノンアルコールビール作りを試したのですが、発酵させないでビールっぽくするのはものすごく難しいです。

大手さんのノンアルコールビールだと、香料とか甘味料とか様々なものを入れていますよね。弊社では自然由来でないものは使わないと決めています。

ただ、香料とか甘味料などなしでビールに近づけるのはとても難しいです。だったら、弊社は微発酵させて、アルコールも微量含まれるけど本物のエールに近い味を作ろうと思いましたね。

編集部:

「NON ALE」はローアルコールビール・ノンアルコールビールの中でも特に「本物のエール」の味が楽しめると思いますが、そんな苦労があったんですね。

木内酒造さんでは「醸造士がテイスティングして、自分たちの五感にインプットした基準に合っているかをその都度確かめる」とお聞きしましたが、「NON ALE」でも同じように醸造士の方がテイスティングしているのでしょうか?

谷さん:

最初からレシピが決まることはなく、何回も試作したり、分析したりしてレシピを構築します。「もう少し苦くしよう」とか「香りを豊かにしよう」「香りがスパイシーすぎる」という課題が毎回出てくるので、何回も手直しして作っています。

編集部:

こだわり故に、苦労もたくさんあるんですね。「NON ALE」を作ったきっかけはなんですか?

谷さん:

最初は「ルートビア*」のようなビールに近い清涼飲料水を作ろうと思っていたんです。弊社は約40か国に出荷していて、売上ではアメリカが一番大きな割合を占めています。(*アメリカで人気の清涼飲料水。)

アメリカでは多くの会社がノンアルコールビールのような飲み物の開発に力を入れていて、ノンアルコールの飲み物のニーズも大きいんです。弊社もアメリカ向けにアルコール度数が1%未満の飲み物を作ろうとしていました。その過程で生まれたのがこの「NON ALE」です。

もちろん最初からノンアルコールビールを作ろうという考えも頭にはありました。ただ最初から「ノンアルだ!」とスタイルを決めず、「弊社だったらどういうものができるのか」を考えて挑戦しました。弊社では酵母管理もしているので、その技術を使えばいろいろなものが作れるとわかっていたので。

編集部:

アメリカ向けに開発していた「NON ALE」を日本でも販売しようと思ったのは何故でしょうか

谷さん:

まず日本向けの製品のラインナップを増やしたいなと思っていました。加えて、新型コロナウイルスの影響も大きいですね。

弊社は「常陸野ブルーイング」をはじめとしたレストランも経営しています。アルコールの提供は禁止されているけど、お店はオープンしていて、ビールの代わりに販売できる商品が必要でした。その時に自社の「NON ALE」を販売できるようになったのは大きかったですね。自社製品で売り上げにもプラスになりました。

編集部:

最近ではたくさんの会社がローアルコール・ノンアルコールの飲み物を販売していますが、今後もローアルコール・ノンアルコールの飲み物は流行すると思いますか?

谷さん

流行ると思います。個人的には若い人はあまりお酒を飲まなくなっている印象がありますし、夜にまだやりたいことがあると飲めないですよね。飲んでしまうと1日が終わってしまいます。小さいお子さんがいる人も頻繁には飲めないですよね。急に病院に連れて行くために運転する場合もありますし。

最近では自宅向けの注文もかなり多いです。テレワークが浸透して、ランチの時間に飲む人も増えているようです。家で1人で籠って働くとストレスも溜まりますよね。かと言って、午後に車を運転しないといけなかったり、流石に仕事中にお酒は飲めなかったりしますし。そんな時にリラックスするのにノンアルコールビールは良いですよね。

また、地方に住んでいる方だと車を運転する機会が非常に多いですよね。そんな時にノンアルコールビールはおすすめです。

最近はアウトドアも流行してきて、キャンプで飲む人も増えています。

飲み会で体質的にお酒が飲めない人や、運転するから飲めない人もずっと烏龍茶では盛り上がれないですよね。そんな時に本格的なビールに近い味のものがあればもっと楽しめます。こういったニーズを考えるとさらに流行すると思います。

編集部:

確かに、最近では様々な場面でローアルコール・ノンアルコールドリンクを飲む人が増えていますね。昨年には「ビアリー」が発売され「ローアルコール」「微アルコール」というジャンルが生まれました。「NON ALE」は「ローアルコール」となると思いますが、大手の動きの影響はありましたか?

谷さん:

弊社としてはプラスですね。今まではアルコールが微量に含まれていると位置付けが微妙だったのですが、「ビアリー」や「ドラフティー」が大々的に発売されて、マーケットが広がった感じがします。

弊社の商品もお店で「ローアルコール」として「ビアリー」や「ドラフティー」の隣に置いてもらえて、「こんなクラフトのローアルコールビールがあるんだ」と認知されるようになりました。

編集部:

大手が参入したことで、市場自体が広がったということなんですね。

最後にもう一度「NON ALE」に話を戻したいと思います。「NON ALE」はどんな料理とよく合いますか?

谷さん

マリアージュで言えば、「ビールと同じような色」の料理が合います。ブラウンソースの料理やトマトソースの料理とかがおすすめです。ビールもワインと同じように、濃い色のビールはトマト系などとよく合い、薄い色のビールはカルパッチョや白身魚と相性が良いので、そういった選び方もしてみてください

編集部:

最後に「NON ALE」のアピールポイントを教えてください!

谷さん

エール酵母特有のフルーティーで芳醇な香りが特徴で、しっかりとした飲み応えが売りです。ビール好きの人にも満足してもらえる味になっています。また、「NON ALE」は添加物を使わず、自然由来の原料のみで作っています。ビールと同じく麦芽とホップだけで作っています。弊社では「天然由来の材料しか使わない」と決めています。「添加物が気になる」という方にもおすすめです。

編集部:

天然由来の原料のみで、アルコールが入っているエールと遜色ない味わいが楽しめるのは魅力的ですよね。

当編集部でも「NON ALE」はおすすめのローアルコールビールなので、ぜひ多くの人に飲んでもらいたいです。

レビュー:NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネスト

常陸野ネストビール ノン・エール

Alldrop編集部が、NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネストを実際に飲んでレビューしてみました。

編集部のコメント

項目評点
ビールらしさ4
苦味4
コク3
キレ2.5
酸味2
香り4.5
NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネストの評価

香りはエールならではの芳醇なもので、フルーティーかつ柑橘類を感じる香り。
味わいも程よいホップの苦味を感じることができ、バランスの取れた1本です。

常陸野ネストビール ノン・エールのSNSやAmazon.co.jpなどのレビューも紹介します。

https://twitter.com/Etsuko_News/status/1310846808927735811

「スッキリしていますが、単調という事ではないです。無添加ですし、有りがちな変な酸味も全くなし!!アルコール度数は0.3%と完全なノンアルコールでは無いですが、ほぼほぼ問題なし。飲みきったらまた買いたいです。とは言っても毎日飲むものとしては決して安いとは言えないので☆4にしました。」

Amazon.co.jp

アルコール度数0.3%にも関わらず、芳醇な香りや深みのある味わいが高い評価を受けています。

価格/購入方法:NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネスト

NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネストは、下記のリンク先よりご購入可能です。

木内酒造オンラインショップ

【楽天】木内酒造オンラインショップ

Amazon.co.jp

常陸野ネストビール ノン・エール

よくある質問:NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネスト

NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネストに関して、よくある質問と回答をおまとめ致しました。

Q. NON ALE (ノン・エール) 常陸野ネストは、ノンアルコールビールですか?ローアルコールビールですか?
A. ローアルコールビールです。ただし、日本の法律ではアルコール度数1%以上の飲料を「酒」と定義しているため、アルコール度数が0.3%の本製品は、酒ではありません。

Q. NON ALE (ノン・エール)常陸野ネストは、オンラインショップなどでも購入可能ですか?
A. 可能です。公式のオンラインショップやAmazonなどから購入することができます。

Q. 常陸野ネストビールは、海外でも販売されていますか?
A. はい。常陸野ネストビールは、「インターナショナルビアカップ」で金賞を受賞するなど国外でも絶大な評価を得ているビールになります。

インターナショナルビアカップとは?
日本及びアジアで販売されているすべてのビールと発泡酒及びビールテイスト炭酸飲料を対象に、国際標準化されている「スタイルガイドライン」を元に審査・表彰するビールのコンペティションです。

おすすめのノンアルコールビール

こちらの記事では大手メーカーから小規模の醸造所まで幅広く紹介しているので、どんなノンアルコールビールがあるか知りたい方はぜひチェックしてみてください。

海外はノンアルコールビール専門の醸造所も多く、様々な種類のクラフトノンアルコールビールが販売されています。
パッケージのデザインを見ているだけでも楽しめますので、海外のノンアルコールビール気になる方は参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

ノンアルコールビール事業担当。ノンアルコール・ローアルコールビール専門メディアのAlldropでは商品の写真撮影やレビュー記事を執筆。まだ日本では知られていない海外のノンアルコールビールや醸造所の情報をお届けし、様々な価値を提供できればと思います。

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