海外クラフトノンアルコールビール販売中!

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昼ビは、ランチタイムから”ポジティブな背徳感”を与えてくれるノンアルコールビールだった

昼ビ

「ENJOY WILD, LIVE HEALTHY. ポジティブな背徳感で、わたしを解放。」をコンセプトとするクラフト・ノンアルコールビール。
愛着の湧くパーケージで、麦芽100%、プリン体・添加物は一切不使用の本格的なノンアルコールビールです。
食事にも合うように作られているため、ランチのお供にもなると人気が高くなってきています。

現在は完売となり、残念ながら購入することができません。

今回は昼ビを製造しているthe Tandem合同会社の松永さんと銭谷さんに直接お話を伺いました。

完売になるほど人気な昼ビの誕生秘話や、気になる今後の販売について聞いてきました。

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数に限りがございますのでぜひお早めに!

目次

昼ビ

昼ビ

基本情報

  • メーカー:日本ビール株式会社
  • スタイル: ラガー (Lager)
  • アルコール度数:0.00%
  • 原材料:麦芽、ロースト麦芽、ホップ/炭酸
  • カロリー:12kcal (100mlあたり)
  • 炭水化物:2.8g (100mlあたり)

1、原材料にこだわること
「昼ビ」は、添加物ゼロ&麦芽100%にこだわっています。たとえ添加物を使った方が安く製造できたとしても、身体に良くないものは一切使用していません。家族にも飲ませても安心な原材料しか使わないのが、昼ビのこだわりです。
2、味にこだわること
「昼ビ」は、ビールらしい苦味を感じることにこだわっています。「ポジティブな背徳感で、わたしを解放。」というブランドコンセプトを、最大限感じてもらうために、後味に苦さが残るテイストになっています。またランチにも合う味に追求しているのも、昼ビのこだわりです。
3、デザインも含めた「体験」にこだわること
「昼ビ」は、パッケージデザインも含めた体験にこだわっています。「ポジティブな背徳感で、わたしを解放。」を、味はもちろん体験全体の中で、最大限に感じてもらうためです。単にさわやかなノンアル体験ではなく、ポジティブで健康的な「背徳感」をお届けするのが、昼ビのこだわりです。」
https://hirubi.com/blogs/test/昼ビ-のクラフトについて

上記の昼ビのこだわりを見るだけでも、良い製品を作ろうとしていることがわかりますよね。
簡単に昼ビのこだわりをまとめると、

  • 添加物ゼロ&麦芽100%にこだわり、本格ビールのテイストを目指している
  • ランチタイムにも気軽に飲めるような味を追求している
  • 飲んだ人がポジティブな背徳感を味わえるように、デザインや体験も工夫して作り込んでいる

ぜひ、一度昼ビをランチタイムに手にとって、ポジティブな背徳感を得てみてください。

「昼ビ」を製造しているthe Tandem合同会社 松永さん・銭谷さんにインタビュー

the Tandem合同会社 銭谷さん・松永さん
the Tandem合同会社 銭谷さん(左)・松永さん(右)

編集部:

本日はお時間をいただきありがとうございます!よろしくお願いします!

銭谷さん・松永さん:

よろしくお願いします。

「背徳感」というコンセプト

編集部:

昼ビは販売してすぐに完売となったと思うのですが、完売につながった大きな要因はなんでしょうか?

銭谷さん:

コンセプトが受け入れられたのがすごく大きかったですね。広告費をかけずにどこまでやれるかと考えていたのですが、多くの人に拡散いただいたおかげで達成できました。

松永さん:

PR Timesでプレスリリースを出した時に想像以上に反響があったのでが大きいですよね。

また、B to Bで販売した時に、サンドイッチ店やカフェなどで「昼ビ」をおいてもらえて、お店の方が自分たちのSNSに載せてくれたのも助かりました。

販売した時期に新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えたり、リモートワークになったりした人も多くなりました。

「家で仕事しながら飲みたいよね」と思う人もいて需要とマッチしたのも大きかったと思います。飲食店でもお酒の提供ができなくなり、ノンアルコール売りたいなという時代的なところもマッチしました。

編集部:

時代的な需要と、貴社のビールのコンセプトがマッチした結果、即完売につながったんですね。

銭谷さん:

新型コロナウイルスに関係なく販売時期を決めていたのですが、リモートワークが進んで在宅時間が増えてきた時には「これは需要が伸びるな」とも思いました。

編集部:

お二人は元々、別の業界でお仕事をされていたところからノンアルコールビールを作り始めたと思います。1からノンアルコールビールを作るにあたって何か苦労はありましたか?

銭谷さん:

「昼ビ」は日本ビールさんと協力して作っているのですが、「一緒に作ってくれる方を探し」て、「どう作っていくのか決める」のが難しかったです。

「ビール作りをしたい」と考えた時には日本中の醸造所のノンアルコールビールを飲んで、各醸造所に打診していました。ですが一緒に作ってくれる方はなかなか見つからなかったですね。

作り方に関してもたくさん勉強しましたね。欧米ではノンアルコールビールの種類がとても多いんですよね。

新型コロナウイルスが流行する前はヨーロッパやアメリカに行って、ノンアルコールビールを飲んで作り方を勉強していました。

編集部:

1から一緒にビールを作ってくれるところが見つかるのは本当にすごいですね。

銭谷さん:

やはりコンセプトに共感してもらえたのが大きかったですね。「今までこんなコンセプトは思いつかなかった」と言ってもらえました。

編集部:

「ポジティブな背徳感で、わたしを解放。私を開放」というコンセプトですね!たしかに今までのノンアルコールビールは「あくまでもビールの代替品」のイメージがあり、メッセージ性のあるものは少ないですよね。「昼ビ」のコンセプトはどこから思いついたのでしょうか?

銭谷さん:

ビールの本質は何かと考えたときに、一つは「背徳感を覚える楽しさ」だと思いました。お昼からビールを飲むって罪悪感はあるけど一番美味しいですよね。

編集部:

お昼に飲むのが一番美味しいですね!笑

銭谷さん:

「お昼からビールを飲む」背徳感を気軽に味わえるように、また、お酒が飲めない人も一緒にその背徳感を味わえるようにしたら良いのではないかと思いました。

価値提案としても新しいですし、生き方や楽しみ方を提供することが自分たちのやりたいことでもあると思っています。そこからこのコンセプトを考えました。

編集部:

お客様からの反応はどうでしたか?

松永さん:

「昼ビ」を飲むようになって、ビールを飲まなくなったとか、妊婦さんも飲めてよかったとか、嬉しい反応がたくさんありました。

ノンアルコールなら運動前後でも楽しめるということで、フィットネス雑誌の「Tarzan」にも掲載してもらえて非常によかったです。

編集部:

お二人は元々別の業界で働いていたと思うのですが、ノンアルコールビールに注目したきっかけは何だったんですか?

松永さん:

元々広告代理店に勤めていて、飲み会が多かったのですが、私は飲めなくて。

ウーロン茶やジュースではなかなか飲み会の雰囲気に入れず、私も飲み会を楽しみたいなと思っていました。

また、お昼からビールを飲むと「背徳感」がありますよね。それを再現するためにビールらしい苦味は残すようにしました。

地方だと車移動が多く、お昼に飲めない場合も多いので、地方の飲食店から「お昼にも楽しめる」という声をいただきました。

編集部:

「昼ビ」を販売する際に他に難しさや大変さはありましたか?

松永さん:

1万3,000本ほど生産したのですが、この本数は弊社のような小さい会社には大きな量でも、倉庫や運送会社的には微妙な量なんですね。

倉庫を借りるには数量が少なく、契約期間も条件が合わず、契約が結べませんでした。事務所に保管しようと思っていましたが、納品直前になって事務所の近くの道はトラックが通れないことがわかったんです!

急遽、代わりの場所を見つける必要が出てきたのが一番大変でした。地道に保管場所を探してなんとかなりましたが、想定外のことが色々起きました。

編集部:

ビールを作ること以外にも苦労はたくさんあるんですね。

今後の昼ビの展望

編集部:

「昼ビ」は人工甘味料や食品添加物を使わず、天然の原料のみで作られていますよね。人工甘味料や食品添加物を使わずに美味しく、本物のビールに近い味を出すのはとても難しいと聞いたことがあるのですが、いかがでしたか?

銭谷さん:

難しいですね。ノンアルコールビールを作るのにはいくつか方法があります。

  1. 麦芽ペーストに炭酸をいれ、「麦芽ジュース」のようにする方法
  2. 一度アルコールを発生させた「ビール」を作り、アルコールを抜く方法

「昼ビ」は麦芽ペーストの方法で作っています。麦芽ペーストに炭酸をいれる方法は「どの麦芽を使うか」で全てが決まるので、麦芽選びが本当に重要です。「昼ビ」も色々試して自分たちに合うものを見つけられました。

一方でアルコールを抜く方法は、初期投資にものすごく費用がかかります。弊社のような小さい会社では設備を揃えることが難しいのも現状です。さらに日本は製造工程であってもアルコール度数が1%を超えると酒税法が絡んできて、複雑になります。

今「昼ビ」を1から作り直していて、先ほど述べた2つの方法ではなく、「酵母を発酵させて作る方法」で開発できないかに挑戦しています。

この「発酵させる方法」では、先ほどの2つの方法に比べ味は美味しくできるのですが、高い技術が必要で一緒に作ってくれる人を探すところに苦労していますね。

編集部:

「昼ビ」をまた1から作り直しているんですか!あれだけすぐに完売になったビールならまたすぐに販売しても売れると思うのですが、やはり味にこだわりがあるということなのでしょうか?

銭谷さん:

添加物を使わずに作って、味にも満足はしてはいました。ただもっと挑戦したいという思いも生まれました。理由として2つあって、まず、「クラフトビール」としてもっと付加価値が付けられるのではと思っています。

安く・たくさん作って売るというよりも、今までにない味を作る方が僕らのやりたいことでもありますし、「クラフトビール」としての価値だと思っています。

2つ目に、昨年僕たちは千葉に移住したのですが、そこでビールに詳しい方と出会い、「酵母を発酵させる方法」を教えてもらいました。ちょうど初回分が完売したタイミングだったので、せっかくなら新しい手法にも挑戦してみたいと思って決めました。

編集部:

味へのこだわりと、人との出会いからのチャレンジだったんですね。

松永さん:

ただ「酵母を発酵させる方法」を作る上で、十分な設備や一緒に作ってくれる方にまだ出会いきれてないんですよね。発酵させる方法で作るには、「清涼飲料水を作るための免許と設備」が必要で、かつビールの知識がないと作れないんです。清涼飲料水を作ってきた人はなかなかビールを作ったことがないので難しいですね。

銭谷さん:

そこが突破できればこれから作るビールの味にも幅ができるのですが、苦戦しています。

編集部:

そうなんですね。ではまだ新しい「昼ビ」が販売されるようになるにはまだ時間がかかるのでしょうか?

松永さん:

そうですね。本当は2022年の年明けに販売したかったのですが、まだまだ時間がかかりそうです。

銭谷さん:

なかなかパートナーが見つからないのもこの手法が難しいからだと思いますが、反対に言えばやっている人が少ないからこそチャンスでもありますね。

編集部:

ビール作りはやはり大変なんですね。今までの作り方で「昼ビ」をまた作るということは考えられるんですか?

銭谷さん:

今のところは考えていないですね。今後も同じビールを販売していけば、それなりに事業として成り立つとは思うのですが、今まで以上の良い出会いにはつながらないと感じたんですよね。

「昼ビ」を立ち上げたのはもちろん事業として利益を求める面もありました。ですが、それ以上に自分たちが「昼ビ」を通して「出会ったことないような人に出会う」ことが大切だと考えています。

初回販売を通して小さな飲食店さんと出会えたり、取材してもらえて様々な形に会えたりできました。新しい手法でやれば新しい出会いもあるし、事業としても伸びるのではないかなと思っています。

編集部:

今までの昼ビが飲めなくなってしまうのは残念ですが、新しい製法で生まれ変わる「昼ビ」は楽しみですね!

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました!

レビュー:昼ビ

昼ビ

編集部コメント

項目評点
ビールらしさ3
苦味4
コク2
キレ3.5
酸味3
香り2
昼ビの評価

香りは麦の香りがしっかりしていて、ビールらしい苦味は強いがさっぱりしていています。
晴れた日に、外で芝生の上で飲みたくなるような爽やかなビールです。
確かに、昼間にこのテイストのノンアルコールビールを口にすれば、ポジティブな背徳感が得られる気がします。

昼ビのSNSでの口コミも紹介します。

価格/購入方法:昼ビ

残念ながら現在は完売となり、販売はしていません。ですが、新しい製法でリニューアルされる予定ですので、またオンラインストアからチェックしてみましょう。

昼ビ公式オンラインストア

昼ビ

よくある質問:昼ビ

Q. 昼ビはどこで購入することができますか?
A. 昼ビの公式オンラインサイトから購入可能です。他にも、取り扱いのある実店舗も存在するので、そちらでも買うことができます。

Q. 昼ビはノンアルコールビールですか?ローアルコールビールですか?
A. 昼ビはノンアルコールビールです。アルコールは0%です。

Q. 昼ビはどこの会社が製造していますか?
A.  ”人生を良くする”をテーマに、夫婦で経営しているデザインファームthe Tandem合同会社が日本ビール株式会社の協力のもとで製造しています。

おすすめのノンアルコールビール

こちらの記事では大手メーカーから小規模の醸造所まで幅広く紹介しているので、どんなノンアルコールビールがあるか知りたい方はぜひチェックしてみてください。

海外はノンアルコールビール専門の醸造所も多く、様々な種類のクラフトノンアルコールビールが販売されています。
パッケージのデザインを見ているだけでも楽しめますので、海外のノンアルコールビール気になる方は参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

ノンアルコールビール事業担当。ノンアルコール・ローアルコールビール専門メディアのAlldropでは商品の写真撮影やレビュー記事を執筆。まだ日本では知られていない海外のノンアルコールビールや醸造所の情報をお届けし、様々な価値を提供できればと思います。

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