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ノンアルコールビール市場は、日本市場・グローバル市場ともに成長し続けており、2020年はそれぞれ1,831億円・180億ドルの市場規模と見込まれます。(当社調べ)
サントリーホールディングス株式会社の「ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査サントリー ノンアルコール飲料レポート2020」によると、日本のノンアルコールビール市場は年々販売数量が増加し、2020年は推定約7億500万本 (1本あたり350ml換算)の市場規模となりました。
一方で、アサヒグループホールディングス株式会社の「FACT BOOK 2019」によると、ビール類市場は年々販売数量が減少し、2020年は推定約57億本(1本あたり350ml換算)の市場規模となりました。
カテゴリー別で見てみると、2008年~2018年の期間で、年平均成長率は、ビールが-2.74%, 発泡酒 -7.75%, 新ジャンル 2.78%と、新ジャンルを除いて下降傾向にあります。
酒税の改正が2020年から3段階に渡って行われ、ビールが減税、発泡酒・新ジャンルが統一されて増税し、2026年には一本化されます。この影響で販売状況に影響が出そうですね。
ビール類市場に占めるノンアルコールビール市場の割合が、販売数量ベースでは、2010年はビール約50本に1本のノンアルコールビールの割合(2.2%)だったのに対し、2020年では約20本に1本(約5.0%)がノンアルコールビールの割合に。
ビール市場の縮小に対し、ノンアルコールビール市場の成長が見受けられます。
日本のノンアルコールビール市場規模 2020年の推定金額、推定本数をEuromonitor International 2019のデータを元に算出しました。
「Euromonitor International, 2019 : Historical and forecast Japanese retail value sales (on-trade/off-trade) by category, US$ millions – fixed 2017 exchange rates」によると、日本のノンアルコールビール市場は、金額ベースで1,831億円( USD1,632.8M*)、数量ベースで7.05億本 (1本あたり350ml換算)と推定されます。
※各資料をもとに算出した推定値なため、実際の数値と異なる可能性があります。
近年のノンアルコールビールの成長要因は大きく2つ挙げられます。
サントリーホールディングス株式会社 「ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査サントリー ノンアルコール飲料レポート2019」によると、実施したアンケートでは、ノンアルコールビールテイスト飲料の飲用量が1年前と比較して増えた理由として「おいしくなったから」「食事にあうから」「自分の好みのノンアルコールビールテイスト飲料があったため」などの理由が主に挙げられました。
ノンアルコールビールの味(品質)の改善により引用量が増加したことがわかります。
また、上記の2019年に実施されたアンケートでは、ノンアルコールビールテイスト飲料の飲用量が1年前と比較して増えた理由で2番目に「休肝日をつくろう/増やそうと思ったから」という回答が多く、健康的な目的に引用量が増加しています。
加えて2020年はコロナウィルス拡大に伴い、在宅時間が増加し飲酒をコントロールする健康意識が加速しました。
サントリーホールディングス株式会社が同様に2020年に行ったアンケートのレポート「ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査サントリー ノンアルコール飲料レポート2020」では、2019年と比較して、「在宅時間が増えたから」や「健康を気にするようになっから」「休肝日を作ろう/増やそうと思ったから」「体重を気にしているから」など、健康面を理由に飲用量が増加しています。
2020年はコロナの影響によって飲酒をコントロールする健康意識が急速に強くなり、ノンアルコールビールの需要が増加しました。
ノンアルコールビールのグローバル市場を見ても市場規模は拡大し続けています。
「Statista “Market size of non-alcoholic beer worldwide from 2016 to 2024”」によると、グローバル市場では2016年-2024年でCAGR7.5%の成長が予想され、2024年にはUSD25billionを突破すると見込まれています。
実際にGoogle Trendで”non alcoholic beer”検索ボリュームを確認してみると、ワールドワイドで年々増加しており、2010年と比較して2020年は約3~4倍の検索ボリュームとなっており、人々の興味関心が高まっていることがわかります。
グローバルでのノンアルコールビール市場の成長の背景として、日本市場のように運転や妊娠などの制限的な理由やヘルシー志向で飲用する人々のみならず、肯定的な理由でノンアルコールビールを飲用する人々が増加していることが挙げられます。
肯定的な理由とは、ノンアルコールビールを含め、自分たちが身体に取り入れるものについて意識する人々が増えているということです。
ミレニアル世代を中心に、「Sober Curisous (ソバーキュリアス)」という「あえてアルコールを飲まない」というトレンドが起きています。
「Mindfulness(マインドフルネス)」という考え方では、自分がどこにいるか、自分が何をしているかを認識し、周りで起こっていることにかどに反応したり流されたりしないことです。
アルコールに対して意識的になることを「Mindful Drinking(マインドフルドリンキング)」と呼んだりします。
周りが飲んでいるから、付き合いのために、などではなく、自分自身が何のためにお酒を飲み、その結果自分自身の心や身体がどう変化するかなどを認識することです。
世界的なパンデミック下ではなおさら環境的にも、感情的にも不安定だからこそ、肉体的・精神的健康はかつてないほど重要であり、自分自身の「幸福」を管理するため、このような前向きな選択をするMindful Drinkerが増えています。
その結果、海外ではノンアルコール専門のクラフトビール醸造所が次々とオープンし、それぞれの醸造所がこだわりを持った様々なスタイルのクラフトビールを製造販売しています。
また、アメリカではブルックリンの「Getaway」を筆頭にノンアルコール飲料専門のバーが着々と増加。
Getaway (US) : https://www.getaway.bar/
ノンアルコールビールや、ノンアルコールワインなどのノンアルコール飲料を提供。
イギリスでは、2020年にBrewdogが世界初のノンアルコールビールバーをロンドンにオープン。
BrewDog AF (US) : https://www.getaway.bar/
ラガーやペールーエール、IPAなど15種類前後のノンアルコールのクラフトビールを提供。
世界的なトレンドから見ても、今後もノンアルコールビール市場は成長していくことが予想されます。特にコロナ禍によって在宅時間等が増加し、健康意識がさらに高まっています。
また、2021年4月25日から発出した緊急事態宣言で、東京都は、酒類を提供する飲食店には休業を、酒類を提供しない飲食店には20時までの時短営業を要請しました。
結果としてノンアルコールビールの認知の拡大や、需要増加に繋がっており、今後もノンアルコールビールが選択肢の一つになるでしょう。
さらに、ノンアルコールのセグメントのみならず、一般的にローアルコールと呼ばれる0.3%や0.5%のビールに関しても今後注目が集まることが予測されます。
実際に海外のノンアルコールビールはアルコール含有量が0.3%や0.5%のものが多く、ノンアルコールビールと同様の扱いで販売されています。
アサヒは2021年3月に「ビアリー」というアルコール度数0.5%のビールを発売し、ローアルコールビールセグメントに参入しています。
こうしたローアルコールビールもビールは飲みたいがアルコールに弱い、アルコールが苦手といった方から一定の需要があり、今後の動向に注目したいと思います。
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