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休肝日にノンアルコールビールは効果的?禁酒や断酒には向いてる?どんな方におすすめできるのかを解説します。

グラスに注ぐビール

お酒好きの方でも、健康のために休肝日を設けている人もいるのではないでしょうか?

休肝日はアルコール飲料を避けて体への負担を抑えるためのものですが、「ノンアルコールビールなら飲んでも良いの?」と疑問に思うかもしれません。

そこでこの記事では、休肝日にノンアルコールビールを飲んでもOKなのか、OKだとしたらどんな製品を選べば良いのかを解説します。

この記事を読めば、ノンアルコールビールの身体への影響を理解し、正しい休肝日を設定できます。ぜひ参考にしてみてください!

また、Sober Curious (ソバーキュリアス)というお酒自体は飲めるが「あえて飲まない」ライフスタイルを選ぶ人や少量しか飲まない人たちが海外を中心に増えています。ビールの代替品としてノンアルコールビールを飲むのではなく、ノンアルコールビールなどを飲むことで、健康的なライフスタイルを求めることに加えて精神的な豊さをも求めているのです。

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目次

休肝日にはノンアルコールビールが効果的!

グラスとビール

休肝日とは、禁酒/断酒することによってアルコールを代謝する肝臓への負荷を軽減するために設けるものです。

したがって、アルコールを含まないノンアルコールビールは休肝日の飲み物として最適です。

アルコール飲料を摂取しなければ休肝日を設けた目的を果たしているため、「どうしてもビールが飲みたい!」と思ったらアルコール0.00%と表記されたノンアルコールビールを選びましょう。

休肝日にノンアルコールビールを飲む3つのメリット

ビール

休肝日にノンアルコールビールを飲むメリットと聞くと、アルコールを摂取せずに済むことを思い浮かべるかもしれません。

しかし、メリットはそれだけではありません。

そこで、ここでは休肝日にノンアルコールビールを飲むメリットとして、以下の3つを紹介します。

  • お金を節約できる
  • 安眠・リラックス効果を得られる
  • 新陳代謝を促進できる

それぞれのメリットについて詳しく見ていくので、ぜひ参考にしてください。

お金を節約できる

ノンアルコールビールは、ビールをはじめとしたアルコール飲料より安価に販売されています。

そのため購入価格が安く、費用を抑えられるでしょう。

ほかにも、ノンアルコールビールなら酔っ払って無駄な消費行動に走ることを防げます。

ビールなどのお酒を飲んだ後に以下のような行動をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

  • 飲んだ後のシメとしてラーメン屋に行く
  • 気が大きくなってゲームなどに課金する
  • 行く予定がなかった2次会に参加する

お酒を飲んで酔っ払った結果このような行動に走ってしまうなら、ノンアルコールビールを飲んで酔っ払うことを防げば無駄な消費行動を避けられます。

飲んだ後に無駄遣いしてしまうのであれば、ぜひノンアルコールビールを検討してみてください。

安眠・リラックス効果

ノンアルコールビールにも、ホップやGABAといった安眠・リラックス効果を得られる成分を含んでいます。

それぞれの効果は以下のとおりです。

  • ホップ: アサ科の多年生植物、ホップに含まれるルブリンがビールに香りや苦味を与える
  • GABA: Gamma-Amino Butyric Acidの略称で、鎮静効果を持つ

いずれもビールに含まれる成分ですが、ノンアルコールビールでも同様に含まれています。

ビールに安眠・リラックス効果を求めている場合も、安心してノンアルコールビールを飲めるでしょう。

新陳代謝の促進

ビールの原料になっている麦芽にはビタミンB群が含まれており、新陳代謝を促進する効果を得られます。

麦芽に含まれるビタミンB群の一例は次のとおりです。

  • B1
  • B2
  • B6
  • イノシトール
  • 葉酸
  • パントテン酸

ビタミンB群は代謝ビタミンと呼ばれますが、B群に属する複数の成分が互いに補い合いながら働くという性質を持っています。

麦芽には複数の成分が含まれていてまとめて摂取できるため、より効果的に代謝促進効果を得られるでしょう。

休肝日にノンアルコールビールを飲む2つのデメリット

ビールとホップ

ノンアルコールビールが休肝日に適した飲み物といっても、見逃せないデメリットも存在します。

ここでは、ノンアルコールビールを飲むデメリットとして以下の2つを紹介します。

  • 飲みすぎると肥満につながる可能性がある
  • 多くのノンアルコールビールには食品添加物が含まれている

それぞれのデメリットをきちんと理解した上で、適量を飲むようにしましょう。

飲みすぎると肥満につながる可能性がある

ノンアルコールビールの中には「果糖ブドウ糖液糖」が含まれているものがあり、飲みすぎると肥満をはじめとした健康被害につながる可能性があります。

そのため、ノンアルコールビールだからといって大量に摂取するのは避けたほうがいいでしょう。

この点が気になる場合は、購入前に裏面の原材料一覧表をチェックして果糖ブドウ糖液糖が含まれているか確認することをおすすめします。

多くのノンアルコールビールには食品添加物が含まれている

他にも、ノンアルコールビールには何らかの食品添加物が含まれているものが多くなっています。

さまざまな食品添加物がどのような影響を及ぼすかについては判明していない部分も多いものの、健康面に悪影響を及ぼす可能性があるので注意してください。

販売されているノンアルコールビールの中には「無添加」のものも存在します。

添加物の健康面への影響が気になる人は、無添加のノンアルコールビールを購入するのがおすすめです。

無添加のノンアルコールビールは、以下の記事で紹介しています。併せて参考にしてみてください。

休肝日にノンアルコールビールをおすすめできる人・できない人

ビールと泡

ノンアルコールビールは休肝日に飲むのに最適な飲み物といっても、万人におすすめできる飲み物ではありません。

人によっておすすめできるかどうか異なるので、これから紹介するポイントを事前に確認し、自分に合った飲み物かどうか判断しましょう。

休肝日にノンアルコールビールをおすすめできる人

ノンアルコールビールは「ノンアルコールビールそのものの味を楽しめる人」に向いています。

ビールの代替品としてではなく、ノンアルコールビールという独立した飲み物として味わえるならとてもおすすめの飲み物です。

ノンアルコールビールは数多くのメーカーが製造しており、味わいも多種多様です。

まだ飲んだことがないのであれば、ぜひ購入してどのような味がするのか実際に飲んでチェックしてみてください。

好みのテイストのものが見つかれば、ノンアルコールビールを楽しめるでしょう。

おすすめのノンアルコールビールを次の記事で紹介しておりますので、そちらも合わせて参考にしてみてください。

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休肝日にノンアルコールビールをおすすめできない人

中にはノンアルコールビールを飲んでも満足できず、余計にビールを飲みたくなってしまう人もいます。

そのような人には、ノンアルコールビールが向いていないといえるでしょう。

ノンアルコールビールを飲むとビールを連想し、本物のビールを飲みたいと感じてしまうなら逆に飲まないほうがいいでしょう。

休肝日を設けるなら、炭酸水やソフトドリンクなど、自分が好きな別の飲み物を飲むのがおすすめです。

また、ノンアルコールビールには独特の味わいのものも存在します。

どうしてもその味が好きになれないという人も、ノンアルコールビール以外のものを探したほうがいいでしょう。

注意!アルコールを微量に含むノンアルコールビールは禁酒にならない

グラスに入ったビール

ノンアルコールビールにはアルコール分を全く含まないもの(0.00%などと表記されているもの)もありますが、中にはアルコール分を微量(1%未満)に含むものがあります。

アルコール分が1%未満であれば酒類に該当しないため、この条件を満たしているビールテイストの飲料であればノンアルコールビールと呼ばれるためです。

アルコールを代謝するためには肝臓に負荷がかかるため、休肝日を設けるという目的でノンアルコールビールを探しているなら、アルコール分が0.00%と表記されているものを選んでください。

購入したい製品のアルコール分が気になる場合は、容器の表記を確認して本当にアルコール分が含まれていないものであるかどうか確認しましょう。

休肝日におすすめのノンアルコールビール5選

スクロールできます
商品名希望小売価格アルコール分エネルギー
零ICHI設定なし
実売110円程度
0.00%9kcal/100mLスッキリとしていてビールらしいテイスト
DRY ZERO設定無し
実売150円程度
0.00%0kcal/100mLビールらしいテイストとクリーミーな泡が特徴
ALL-FREE設定無し
実売110円程度
0.00%0kcal/100mL苦味と炭酸のバランスが良い
後味のキレが良い
DRY ZERO FREE設定無し
実売150円程度
0.00%0kcal/100mL爽快感のあるテイストとフルーティな香りが魅力
ALL-FREE コラーゲンリッチ設定無し
実売110円程度
0.00%0kcal/100mLマスカットのような香りでジュースに近いテイスト

ここからは、特におすすめのノンアルコールビールとして上記の5つを紹介します。

自分好みの1本を探している人や、初めてノンアルコールビールに挑戦する人はぜひ参考にしてください。

零ICHI (ゼロイチ) キリン

「零ICHI」は比較的バランスが良く、ビールらしいテイストを楽しめるノンアルコールビールです。

「ノンアルコールビールはやっぱりビールとは違う」「もっとビールらしいノンアルコールビールを飲みたい」と感じているなら、ぜひこちらを試してみてください。

アルコール分は0.00%なので、休肝日でもビールを楽しみたいと考えている場合におすすめです。

人工甘味料や着色料は一切使用していないため、健康面への影響を気にしている人にも向いています。

ただし、糖質を含んでいることや、酸味料・乳化剤などの添加物を使用しているため飲みすぎには注意してください。

DRY ZERO (ドライゼロ) アサヒ

「DRY ZERO」は香りが良く、甘みを感じるテイストが魅力のノンアルコールビールです。

喉越しの良さも魅力の1つで、ビールに近い味わいを楽しめます。

人気がある製品なので、初めてノンアルコールビールを飲む人もぜひ試してみてはいかがでしょうか?

ただし、「DRY ZERO」はアルコール分は0.00%であるものの、カラメル色素やアセスルファムカリウムなどの添加物が含まれています。こちらも飲みすぎには注意してください。

ALL-FREE (オールフリー) サントリー

「ALL-FREE」は若干酸味を感じるノンアルコールビールです。

味は若干薄めといった印象で、ビールらしさを求める人には向いていません。

しかし、ノンアルコールビールならこんなものだと納得できる人や、「ALL-FREE」ならではのテイストを楽しめる人にはおすすめの1本です。

「ALL-FREE」はアルコール分0.00%、エネルギー・糖質・プリン体ゼロですが、カラメル色素や甘味料、苦味料などの添加物を含んでいます。

無添加のノンアルコールビールを探している人には向いていないので注意してください。

DRY ZERO FREE (ドライゼロフリー) アサヒ

「DRY ZERO FREE」は、フルーティな香りが魅力的なノンアルコールビールです。

程よい苦味もあり、後味は比較的スッキリしています。

ただし、ビールのテイストとは異なっており、ビールらしさを求める人には向いていません。

とはいえ、糖質・エネルギーはいずれもゼロなので、ダイエット中の場合におすすめです。

ただし、酸味料やカラメル色素、人工甘味料(ステビア)などの添加物は含まれています。

完全無添加のノンアルコールビールを探しているのであれば、別の製品を選んだほうがいいでしょう。

ALL-FREE (オールフリー) コラーゲンリッチ

「ALL-FREE コラーゲンリッチ」は、マスカットのような香りでジュースのようなテイストを楽しめるノンアルコールビールです。

ビールのようなテイストを想像していると全く違うものと感じるので、一風変わった味を楽しみたいならピッタリです。

コラーゲンを添加しているのが売りの製品なので、コラーゲンを補給する飲み物としても向いています。

なお、コラーゲン以外にもカラメル色素・苦味料・甘味料などを添加しているので、飲みすぎは控えた方が安心です。

ノンアルコールビールに関するQ&A

グラスに入ったビールが並ぶ

ノンアルコールビールは健康面で良い影響がある飲み物ですが、「本当にそうなのだろうか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

そこで、ここからはノンアルコールビールに関してよくある質問を3つピックアップします。

Q.ノンアルコールビールは肝臓への負担は?

アルコール分が全く含まれていないノンアルコールビールなら、肝臓に負荷をかけることはありません。

肝臓への負荷を気にする人は、購入時に「アルコール分0.00%」と表記されているものを選択してください。

中には1%未満のアルコール(0.3%など)が含まれている製品があるため、きちんとチェックすることが大切です。

Q.ノンアルコールビールを健康診断の前日に飲むのはあり?

ノンアルコール飲料はお酒ではないため、健康診断の前日に飲んでも問題ありません。

ただし、前日に飲むときは完全無添加かつアルコール分0.00%のものを選ぶのがおすすめです。

Q.ノンアルコールビールに禁酒効果はある?

ノンアルコールビールはアルコール飲料ではないため、禁酒効果を求める人にも向いています。

アルコール分を全く含まないノンアルコールビールで満足できるなら、アルコールを摂取することはないので禁酒している人でも安心して飲めるでしょう。

ただし、ノンアルコールビールを飲むことで余計にビールを飲みたくなるなら飲まないことをおすすめします。

そのような人にとっては、ノンアルコールビールを飲むのは逆効果です。

ノンアルコールビールと休肝日のまとめ

ビールをグラスに注ぐ

ノンアルコールビールの中にはアルコール分を全く含まないものがあるため、休肝日の飲み物としておすすめです。

「アルコール分0.00%」「完全無添加」という2つの条件を満たすなら健康面への悪影響も少ないため、ノンアルコールビール自体に満足できるなら向いています。

まだノンアルコールビールを飲んだことがない人でも、一度飲むとその魅力を感じられるでしょう。

特に下戸と呼ばれるお酒が飲めない方々にとっては、ノンアルコールビールは救いの一手となる可能性も高いです。

ぜひ実際に購入して飲んでみてはいかがでしょうか?

海外のノンアルコールビールもビールに近い味わいで非常に人気が出てきています。下記の記事にておすすめの海外ノンアルコールビールをご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

Alldropコンテンツ担当。ノンアルコール・ローアルコールビール専門メディアのAlldropでは記事の作成と海外のノンアルコールビールの輸入事業の責任者をしております。多くの人に海外のビールも楽しんでもらえるように誠心誠意努めます。

この記事を監修した人

お酒&家飲みグッズの店「イエノミライフ」運営/SAKEプロデューサー
札幌市生まれ。ネットショップ運営、食に関する記事監修や寝具などの商品監修、有名酒類メーカーの自家製酒レシピ開発も手がけている。著書『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』(秀和システム)は、台湾やシンガポールなど世界5か国で翻訳版も出版。

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