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【専門家監修】ノンアルコールビールでなぜ酔う?空酔いと飲んではいけない理由

酔って寝る人間

「酔いたくなければノンアルコールビールがいい」と思うかもしれません。

しかし実は、ノンアルコールビールにも関わらず酔ってしまうケースがあるんです。

そこでこの記事では、ノンアルコールビールと酔いの関係を詳しく解説します。

運転する機会が多い人や、酔わないためにノンアルコールビールを飲もうと考えている人は要チェックです。

あらかじめ今回紹介する情報を知っておけば、酔いにくい製品を選ぶのに役立つでしょう。

人気のノンアルコールビールについて知りたい方は下記の記事も合わせて参考にしてみてください。おすすめのノンアルコールビールを編集部のレビュー + 1,009名へのアンケート調査にてランキングを決定しております。

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目次

ノンアルコールビールでも酔う可能性がある

並べられたビール

「ノンアルコール飲料なのに飲んだら酔ってしまった」という現象は起こり得るものです。

そこで、ここからはなぜノンアルコール飲料を飲んだのに酔ってしまうのかを解説します。

なぜノンアルコールビールなのに酔っ払うのか

「ノンアルコール飲料」として販売されている製品の中には、微量のアルコールを含むものがあります。

その理由は、製品中のアルコールが1%未満であれば酒税法上「酒類」として取り扱われず、普通の飲料水となる(※)ためです。

微量のアルコールを含んでいる製品の場合、大量に飲むとアルコールの影響を受けて酔ってしまう可能性があります。

ノンアルコールビールと書いてあるからといって、アルコールを含まないわけではありません。

酔うと困る人は、購入時にアルコールが0.00%であることを確認してから購入してください。

(※)参考:ノンアルコール飲料 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

度数0.00%のノンアルコールビール以外は、運転中に飲むのもNG

アルコール分0.00%以外の製品の場合、運転前/運転中に飲んでしまうと飲酒運転になるリスクがあります。

もちろん多少のアルコールが含まれているとはいえ、1%未満です。

呼気中のアルコール濃度が酒気帯び運転の基準である0.15 mg/Lに達するまでには、相当の量を飲まなければなりません。

しかし、呼気中アルコール濃度がこの基準に達していなくても、ほろ酔いで正常に運転できない状況になれば「酒酔い運転」として処罰の対象になります。

「酒気帯び運転の基準に達していなければいい」のではなく、酔っていて正常に運転できないこと自体が問題になるのです。

運転中にノンアルコールビールを飲む場合、アルコール度数0.00%であることを必ず確認してください。

アルコール度数0.00%でも「酔った」と錯覚する可能性がある

グラスに注いだノンアルコールビール

「アルコール分0.00%にもかかわらず、飲んだら酔ってしまった」という現象を経験したことはありませんか?

これを「空酔い」といい、飲酒していないにもかかわらず酔ってしまう現象です。

空酔いの背景には、本物のお酒と勘違いして気分が良くなるプラシーボ効果が隠れています。

ノンアルコールビールと酔いの関係を考えるうえで、空酔いは欠かせない要素なので、しっかりチェックしておきましょう。

空酔いの症状とは

空酔いとは、「お酒を飲んでいないのにもかかわらず、脳がアルコールを摂取したと錯覚する現象」です。

空酔いが発生するメカニズムは、ノンアルコール飲料をお酒と誤認した状態で飲むことによって、脳が飲酒していると錯覚するというもの。

いわゆるプラシーボ効果の一種で、ノンアルコール飲料であることを強く認識していれば発生しないと考えられます。

ノンアルコールビールをビールだと思い飲んだ場合は、空酔いにより酔っぱらう可能性があることを覚えておきましょう。

アルコール度数0.00%なら未成年でも飲んでいいのか?

クラフトビール風のノンアルコールビール

「アルコール分0.00%のものがお酒として取り扱われないのであれば、未成年者が飲んでもいいのではないか?」と思う人もいるのではないでしょうか?

結論から書くと、酒類に該当しないので未成年者が飲んでも問題ありません。

その理由を具体的にみていきましょう。

日本において未成年者の飲酒は「未成年者飲酒禁止法」によって禁止されており、具体的には以下のように定められています。

第一条 満二十年ニ至ラサル者ハ酒類ヲ飲用スルコトヲ得ス

出典:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=211AC0000000020

この条文を読むと、未成年者は「酒類」を飲用してはいけないことがわかるでしょう。

酒類には何が含まれるかについては、酒税法第2条によって以下のように定められています。

第二条 この法律において「酒類」とは、アルコール分一度以上の飲料(薄めてアルコール分一度以上の飲料とすることができるもの(アルコール分が九十度以上のアルコールのうち、第七条第一項の規定による酒類の製造免許を受けた者が酒類の原料として当該製造免許を受けた製造場において製造するもの以外のものを除く。)又は溶解してアルコール分一度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含む。)をいう。

出典:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=328AC0000000006

酒類はアルコール分が1%以上含まれる飲料を指すため、ノンアルコールビールはここに含まれません。

そのため未成年者がノンアルコールビールを飲むことは禁止されておらず、提供/販売した側が罰則を受けることもありません。

ただし、メーカー側や販売店側は飲酒を誘発する恐れがあるとして、酒類売り場に陳列するなどの自主規制を行っています。

未成年者が飲んでも大丈夫な飲み物ですが、自主規制されていることは意識しておきましょう。

アルコールが微量に含まれる代表的なノンアルコールビール3選

Heineken

アルコールを微量に含む製品の場合、飲みすぎると酔ってしまう可能性があることを解説しました。

ここからは、微アルコールの製品にはどのようなものがあるのかを具体的にみていきましょう。

酔っては困る人や、運転前/運転中に飲もうと考えている人はこれらの製品を避けるようにしてください。

おすすめの微アルコールビールは下記の記事で紹介していますので、こちらも合わせて確認してみてください。

NON ALE (ノン・エール)

日本のノンアルコールビールは「アルコール分0.00%」の製品が多いのですが、常陸野ネストの「NON ALE」は0.3%のアルコールを含んでいます。

「NON ALE」はビールらしいテイストや香り、うまみを損なわないことを目標として開発されています。

そのため、本物のビールに近い味わいを楽しめるでしょう。

エールのような芳醇かつフルーティな香りがあるのはもちろん、人工的な添加物に由来する変な味もありません。

「ビールらしさ」を重視する人にはオススメの1本です。

CLASSIC IPA

「CLASSIC IPA」はイギリスのノンアルコールビールで、アルコール分は0.5%です。

低アルコール/ノンアルコール製品を専門としている「Nirvana Brewery」が製造しています。

麦芽/ホップ/水/酵母のみを原料としており、フルーティな香りとやや甘いテイストが特徴的な1本です。

アマリロホップというアロマホップの1種が使われており、香りが豊かなのも魅力的なポイントといえるでしょう。

2021年10月時点で日本国内では販売されていないため、現地で飲まなければならないのが残念なポイントです。

BAVARIAN HELLES LAGER

「BAVARIAN HELLES LAGER」も、イギリスの低アルコール/ノンアルコール飲料専門メーカー「Nirvana Brewery」が製造しています。

含まれているアルコール分は0.3%で、原料は麦芽/ホップ/酵母/水のみです。

「BAVARIAN HELLES LAGER」は全体としてキレがあり、スッキリとした味わいに仕上がっています。

レモンのようなフルーティな香りと飲んだときに感じる甘み、スッキリとした炭酸の味わいが絶妙なバランスと好評です。

こちらも2021年6月時点で日本国内で販売されていないので、飲みたい場合は現地に行った際に楽しんでください。

アルコール度数0.00%の人気ノンアルコールビール7選

さまざまな種類のノンアルコールビール
スクロールできます
製品名DRY ZERO零ICHIALL-FREEプレミアムアルコールフリー龍馬1865小樽ビール
ノンアルコール
新潟麦酒
NON ALCOHOL
アルコール分0.00%0.00%0.00%0.00%0.00%0.00%0.00%
エネルギー0 kcal/100 mL9 kcal/100 mL0 kcal/100 mL12 kcal/100 mL11 kcal/100 mL27 kcal/100 mL17 kcal/100 mL
糖質0 g/100 mL2.0 g/100 mL0 g/100 mL2.9 g/100 mL2.7 g/100 mL6.4 g /100 mL4.0 g /100 mL

ここからは、アルコール分0.00%のノンアルコールビールを7種類紹介します。

運転前/運転中に飲む人や酔いを避けたい人、アルコールの摂取を控えている人はぜひこれらの製品を選んでみてください。

なお、今回は人気の製品に絞って紹介しますが、他にもオススメの製品はいくつもあります。

以下の記事で詳しく紹介しているので、興味があればチェックしてみてください。

DRY ZERO (ドライゼロ) アサヒ

「ノンアルコールビールはビール感がない」「ビールらしいものはないのかな?」と思っている人にオススメなのが「DRY ZERO」。

開発コンセプトは「最もビールに近い味」で、アルコール分0.00%でも本物に非常に近い味を実現しています。

ビール のようなコクや苦味、キレはしっかりと感じられるので、ビールらしさを重視している人でも満足できるでしょう。

喉越しは良く、一口飲むとわずかな甘みを感じるのが特徴的なポイントです。

ビールを感じさせる1本なので、ぜひ冷やして飲んでみてください。

零ICHI (ゼロイチ) キリン

「零ICHI」も前述した「DRY ZERO」と同様に、ビールらしさを求めている人にオススメの1本です。

原材料にこだわるのと同時にキリンビールの独自製法である「一番搾り製法」を使用していることにより、ビールに近い味わいを実現しています。

後味はスッキリとした印象で、変な甘みもないので違和感なく飲めるでしょう。

全体的にバランスが取れた味わいを楽しめるので、ぜひ一度飲んでみてください。

ALL-FREE (オールフリー) サントリー

「ALL FREE」はアルコール・糖質・カロリー・プリン体すべてゼロを実現したノンアルコールビールです。

4つのゼロを実現した一方で、ビールらしさや香り、コクは少な目なのがデメリットといえます。

「ALL FREE」は若干酸味が強く、独特の味わいだと感じるかもしれません。

ビールらしさを求めて飲むものというよりは、健康面を気にする人にぴったりの1本です。

そのまま飲むのはもちろん、ビアカクテルの原料として使うのもオススメです。

プレミアムアルコールフリー サッポロ

「プレミアムアルコールフリー」は酸味の強さが特徴的な1本です。

とはいえ麦芽の苦味やコク・キレもしっかり感じられるので、ビールらしさを求めている人も一度試してみる価値があります。

また、人工甘味料を使っていないため変な甘みはありません。

ノンアルコールビールにありがちな人工甘味料の甘みが苦手な人は、ぜひ「プレミアムアルコールフリー」を飲んでみてください。

龍馬1865 日本ビール株式会社

完全無添加で健康的な製品を探している人にオススメなのが、日本ビールの「龍馬1865」です。

原料は麦芽/ロースト麦芽/ホップ/炭酸のみなので、変な甘みやフルーティさはほぼありません。

一方でビールらしさを重視している人にとっては、やや味が薄く感じるでしょう。

コクやキレは少なめで、酸味はやや強めに仕上がっており、スッキリとしたテイストを楽しめる1本です。

小樽ビール ノンアルコールビール

「小樽ビール ノンアルコールビール」は麦芽/ホップ/水/炭酸のみを使用しており、ライトラガーの味を目指して作られています。

とはいえ、実際に飲むとライトラガーの味というよりは、海鮮を感じる独特のテイストに感じるかもしれません。

とても特徴がある味わいなので、気になる人は実際に飲んで舌に合うか確かめてみてはいかがでしょうか。

酸味料を添加していないために酸味も比較的弱めで、どうしても酸味が好きになれない人にもオススメです。

もちろん、人工甘味料に由来する独特な甘みを感じることもありません。

お酒の代わりに飲むノンアルコールビールを探している人に向いている1本です。

新潟麦酒 NON ALCOHOL

「新潟麦酒 NON ALCOHOL」は、麦芽の強い苦味とコクが特徴的な1本です。

麦芽/ホップ/水/炭酸のみを原料に製造されています。

ほかのノンアルコールビールでよくある酸味は少なめなので、酸味が苦手な人でも安心して飲めるでしょう。

そのため、「ノンアルコールビールは苦味が弱い」と感じている人に向いています。

ほかにも、せっかく飲むなら濃い麦芽の味を楽しみたいと思う人にもオススメです。

完全無添加かつクラフトビールのような味を楽しみたい人は、ぜひ飲んでみてください。

「ノンアルコールビールで酔う」に関するよくある質問

ノンアルコールビールを飲む

最後に、ノンアルコールビールに関してよくある質問とその答えをチェックしましょう。

今回は特に、健康面を気にする人が知りたい質問をピックアップしているので、ぜひ飲む前にチェックしておいてください。

ノンアルコールビールで酔いますか?

アルコール度数「0.00%」のノンアルコール飲料を飲んでいるにもかかわらず、酔った気分になることが。 これは、いわゆる「空酔い」と呼ばれる現象で実際には酔ってはいません。

空酔いになぜなるのか?

いわゆるプラシーボ効果の一種です。

 これは、ノンアルコールビールの本物に近い風味や味わいを感じ、以前アルコールを飲んだときの記憶が想起されて酔いに似た感覚になるということから発生すると言われています。

ノンアルコールビールは肝臓に悪い?

アルコール分0.00%の製品であれば、肝臓に負担はかかりません。

微アルコールの製品であっても一般的なビールよりアルコール分が少ないため、代謝する際にかかる肝臓への負荷は少なくなります。

ノンアルコールビールを飲むと太る?

ノンアルコールビールの中には糖質を多く含むものがあるので、そのような製品を飲みすぎると肥満の原因になる可能性があります。

とはいえ、肥満にはノンアルコールビールより食事のほうが影響が大きいため、食事に意識を向けたほうがいいでしょう。

詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
https://alldrop.jp/magazine/non-alcoholic-beer-get-fat/

ノンアルコールビールで二日酔いになる?

微アルコールの製品であっても二日酔いになるほどのアルコール分を摂取するのは難しいため、二日酔いになるリスクは少ないと考えられます。

特にアルコール度数0.00%のノンアルコールビールであれば、まず二日酔いになることはないでしょう。

ノンアルコールビールは酔う?のまとめ

グラスにビールを注ぐ

今回は、アルコールフリーの飲み物を飲んだのにもかかわらず酔ってしまう原因について解説しました。

「微量に含まれるアルコールで酔うケース」と「空酔いするケース」の2つがあることに気づいたのではないでしょうか?

飲んだ後に酔ってしまうことを防ぎたい人は、「アルコール分0.00%」と明記された製品を選ぶことをオススメします。

今回はアルコール分0.00%の製品を7種類紹介したので、製品選びに迷っている人はぜひ参考にしてください。

自分に合った製品を見つけられれば、快適なノンアルコールビールライフを楽しめるでしょう。

よりおいしいノンアルコールビールを求めている方は、海外のノンアルコールビールを一度口にしてみるのもおすすめです。

国内で買えるブランドは少ないですが、下記の記事に購入できる海外産のノンアルコールビールもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

Alldropコンテンツ担当。ノンアルコール・ローアルコールビール専門メディアのAlldropでは記事の作成と海外のノンアルコールビールの輸入事業の責任者をしております。多くの人に海外のビールも楽しんでもらえるように誠心誠意努めます。

この記事を監修した人

お酒&家飲みグッズの店「イエノミライフ」運営/SAKEプロデューサー
札幌市生まれ。ネットショップ運営、食に関する記事監修や寝具などの商品監修、有名酒類メーカーの自家製酒レシピ開発も手がけている。著書『体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200』(秀和システム)は、台湾やシンガポールなど世界5か国で翻訳版も出版。

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